
正しいイメージトレーニングってどうやるんやろ…?
こんな疑問に答えます。
✔️本記事の内容
・やりがちな間違ったイメージトレーニング方法
・正しいイメージトレーニングは?
・まとめ

今回はイメージトレーニングの話です。
イメージトレーニングの世界ではよく、「成功した自分をイメージしましょう」「成功した時の自分がどんな気分か想像しよう」
なんていう自己啓発の方法をよく聞きますが、おい、ちょっと待てそれ間違ってるぞ!っていう研究があるので紹介します。
恥かしながら僕もよくやってしまってましたが、どうやら正しいイメージトレーニングではないみたいです。
成功した自分をイメージするのは無意味だった。というかむしろ有害だった。
イメージトレーニングにおいて「成功した自分をイメージする」というのは効果があるどころか、むしろ失敗へと自分を導いてしまう可能性のある有害な方法だったということがカリフォルニア大学の研究で判明したそうです。
成功した自分をイメージし続けるのは効果があるのか?ということを研究した実験で、行った実験は以下の通り。
中間試験を控える学生たちを以下の2つのグループに分ける。
・毎日数分間、テストで良い点を取った自分を鮮明にイメージしてもらい、
どんな良い気分になったかを想像してもらう。
・良い点を取った想像などせず、いつも通りに過ごしてもらう。
そして、両者のグループに毎日の勉強時間をメモしてもらい、実際のテストの成績も調べたそう。
すると結果は、良い点を取ったイメージをしたグループは成績も悪く、勉強時間も短くなっていった。という結果になったそう。いやあ〜驚きです。良い点を取るイメージをすると逆に点が悪くなってしまうなんて・・・

なんでだろう…?
人は満足感を得るとやる気がなくなる
このような結果になってしまった原因には、結果をイメージしたことによって「満足感」を得てしまったのが原因みたいです。
テストで良い点が取れたということを考え、それで満足してしまって勉強のモチベーションが下がり、勉強時間も低下。結果的に成績が悪くなってしまった。ということみたいですね。
なるほど、これは納得といった感じ。
また別の研究で判明したことですが、このように成功した自分をイメージすることで副交感神経に影響がみられたという事例もあります。(要するに、安心しちゃったわけです。)
良い点を取ったイメージをする→
気分が良くなりリラックスする(副交感神経が働く)→
やる気・モチベーション低下→
結果、成績下がる。
という流れで成績が下がってしまった次第とのことみたいですね。

うまくいったと想像すると安心して気が抜けてしまう。ということです!
正しいイメージトレーニングは?
じゃあ、どうしたらいいのいいの?正しいイメージトレーニングは?という話ですが、イメージするときは結果でなく、過程をイメージするのがいいみたいです。
つまり、「テストで良い点を取った自分」ではなく、「日々、辛くても頑張って勉強している自分」というのをイメージするということです。こうすることによって実際に目標達成率が上がるそう。ふむふむ。なるほど。これはきちんと使っていきたいですね。

イメージするときは結果でなく過程!頑張ってる自分をイメージしよう!
ちなみにスポーツでも同じ。
実際に一流スポーツ選手たちがしているイメージトレーニングはこれ近いものがあると感じます。彼らは自らの動きを具体的に細かくイメージすると言われています。(一つ一つの筋肉の動きまでイメージするらしいよ)まさに、結果ではなくそこに至るまでの過程をイメージしていますね。
スポーツにおいても、イメージすべきは結果でなく過程。勝負に勝った自分ではなく、一つ一つの自分の動きをイメージすることを心がけてくださいね。

スケートの羽生結弦選手は試合前、ジャンプの手順をこれでもかというくらい細くイメージするらしいよ。(テレビで見た)
まとめ
今回の話をまとめます。
失敗率を上げる間違ったイメージトレーニングは
✖️成功した自分をイメージする
✖️成功した時の気分を想像する
ということであり、
成功率を上げる正しいイメージトレーニングは
✔️結果に至るまでの過程をイメージする
イメージトレーニングにおいて結果をイメージをするのはタブー。「イメージするのは結果でなく、過程!!」僕も今後気をつけていきます。
スポーツの世界でも使えるので是非取り入れてみてください。正しいイメージトレーニングはきちんと成功率を上げるのでどんどん使っていきましょう!
追伸:
今回の話に役立つオススメ本です。正直、誰にも教えたくありません。
超絶オススメ↓(あまり広めないでね…)
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