ある経営コンサルタントの実験が面白かったのでそれについての話。
「相手の意見を変えたければ、理由じゃなくて目的を聞けよ!!」
という主旨の話。
これを使えば、あの頑固な上司の考えも変わるかも・・・?
人の考えは「理由」を聞かれるとより頑固になる
この実験から分かったこと。
どうやら人に「なぜ?」などと理由を聞くと、「〜だから」と、より一層自分の意見を強く主張してしまうことになってしまうそう。これによって「自分は正しい」という確信を強めてしまう傾向があるみたいです。
確かに自分に当てはめてもてもこの傾向があると感じますね。あなたも自分に当てはめて考えてみてください。
「なんでこんなことしたの?」
「だって〜だったから!」
と言って頑固になってしまったことありませんか?「なぜ?」と理由を聞くことは、本人に理由をもう一度確認、そして主張させることによって、「どうだ!これがその理由だ!やっぱりおれは正しいだろ!?」と導いてしまう行為みたいです。
つまり、理由を確認することによって、自分の正しさを証明する材料を拾わせる余地を与えてしまっているみたいです。
しかし、「目的」を聞かれると考えは軟化する
「じゃあ、どうやって聞いたらいいの?」と思いますよね。相手の意見や行動を変えたい時は「目的」を聞くと相手の考えが軟化するそう。
「なぜそうしたの?」ではなく「どういう目的があったの?」と聞く。つまり、それをすることのメリットは何か?
これを考えさせると人の考え大幅に軟化します。
例えば
部下:「なんで嫌がらせをするんですか?」
上司:「あいつが仕事の足を引っ張るから」
これは相手の意見を強めてしまった悪いパターン。
こうではなく、
「嫌がらせをするメリットって何ですか?」
と聞いてあげます。
ほとんどの場合、この質問には答えられないでしょう。嫌がらせをするメリットなんてありません。すると、自分が無駄なことをしていることに気づき考えが軟化しやすいとのこと。
聞き方の例としてはこんな感じ
- どういうメリットがあるんですか?
- それはどう役立ってるんですか?
- それをする目的って何ですか?
- 何のためにしてるんですか?
こんな感じで質問したらOK!
(なるほどな〜言われてみればそうだな〜)
と僕は思いました。
あなたはどうですか?
もしあなたの周りに理不尽なことを言ってきたり、なかなか意見を変えないような人がいるなら一発かましてきてください!!営業してる人なんかは説得する場面でも十分使えそうです。
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